世間のブームに、いつも乗り遅れます。ミーハーなはずなんですけどね。
アンテナをちゃんと張ってない、なおかつ受信してからの反応が鈍いので、常に時差が生じてます。
先日の記事でも書きましたが、ディズニーシーに初めて行ったのが2年前ですよ?東京に住んでて、なおかつ割とディズニー好きなのに。
他にも例を挙げると、数年前に大ヒットした映画「アナと雪の女王」。流行ってるのは知ってたんですけど、観に行こうとかいう気が全く起きず、結局 翌年くらいに自宅でDVDを観て(しかも友達から借りたからタダ見)、なにこの映画!すごいイイじゃん!って一人で盛り上がって、しばらくは「ありの〜ままの〜」が脳内でヘビロテしてました。
その流れでいうと気になってくるのは、「君の名は。」ですけど、あれはまだ観てません・・・この間 テレビ放映してましたよね。観とけよ自分・・・
昔からそうなんです。
小学生の頃流行っていた遊びといえば、ゲームボーイアドバンスからのニンテンドーDS。そしてWii。なんにもやったことありません。カービィも、女の子を着せ替えるやつも、マリオが走るやつも、トモダチをコレクションするやつも、未経験です。よくいじめられなかったなぁ、わたし。
(ちなみに小学生の時、わたしは家で何をしていたかというと、裏が白紙のチラシを集めて束にして、ホチキスで留めて自由帳をつくり、自主制作の週刊マガジンを発行してたくらいです。そんな大それたもんじゃない。もちろんすべて鉛筆で手書きです。カスマガジンです)
テレビ番組だと、当時「トリビアの泉」が大流行してたんですけど、それも知らなかった。みんながやたらと「へぇへぇ」言うようになったなぁって思ってました。しばらく経って、もう番組が終了するって頃にやっと初めて観たんですよね〜。観た後すぐに、近くのスーパーのガチャガチャで「ミニサイズへぇボタン」を買いました。十分遅いけど。
高校生の時に音楽を聴くのが好きになって、初めてYUIを聞いて、どハマりしました。1枚目のアルバムからほとんど借りてきて聞きまくりました。でも後から知ったんですけど、実はもうその時すでに YUIはYUIとして活動してなかったんです・・・ミステリーですよね。
カンナムスタイルという歌を知ったのも、ついこの間です。
昨年の流行と言えば、「35億」でおなじみの ブルゾンちえみwithB。これの場合はわたしにしては早い段階で、流行り始める頃に初めてネタを見たんですけど(お笑いに関しては受信早め)「は?何が面白いの?」って思ってしまいました。そしたら、猛烈に流行りました。わたしは世間の感覚から置いていかれているようです。よくいじめられずにここまで生きてきたなぁ(2回目)
もう一つの流行語「忖度」。散々あちこちで聞くのに、意味がイマイチ分からなくて自分では全く使えず、結局 年末の忘年会で隣に座った人に意味を聞きました。「今さら!?」って引かれましたけど・・・(てかググれよ)
TTポーズのソースもしばらく分からなかったし・・・
他にも挙げたらキリがないです。
唯一 流行りに乗っていたのは「逃げ恥」です!あれは珍しくリアタイで観てました!!(別に自慢することではない)ストーリーが面白そうだったので、ちゃんと1話から観てた人ですよ!かえって1話から観てないと、いくら流行ってても途中から観る気にはならなかったかもしれません。
わたしとしては、敢えて乗ってないわけでも、乗ってない自分に陶酔してるわけでもないのです!乗り遅れてる自分に恥ずかしさだって感じるんです!ただその恥ずかしさよりも、好奇心の無さのほうが勝っちゃうのかもしれません。
本当は、さほど興味がなくてもトレンドとして知っておいた方がトクなことも多いですよね。幅広くいろんなことに精通してる人ってかっこいいし。好奇心旺盛な人のほうが、人生が豊かだろうなぁとも思います。
でも、わたしって生まれつき「付加情報自動削除機能」が搭載されてて、自分の興味関心に当てはまらない情報、または知らなくても多少凌げる情報をストックできないようになってるんですね。加えて、脳内容量が一般より小さめなのと、アンテナの型が古くて受信状態が良好でないという欠点があるみたいなんです。昔、母が泣きながら教えてくれました。
なんていう言い訳を書き連ね、わたしは今日も読書をして寝ます。
先日買ってきた、綿矢りささんの「蹴りたい背中」を読みながら・・・