読書
生活にどうも行き詰まった時に、綿矢りさの小説を読んだりするのが好きです。綿矢さんの小説はわたしの癒しです。今回はじめて読んだ「私をくいとめて」はナスコ的 綿矢りさ作品ランキングの、かなり上位にランクインしました。 私をくいとめて 作者: 綿矢り…
誰かが私の側を通り過ぎて行くとき、私はいつもそれが見知らぬ人でも、相手の手をつかんで立ち止まらせたくなる。さびしがりのせいだと思っていたけど、恋をして初めて気づいた。私はいままで水を混ぜて、味がわからなくなるくらい恋を薄めて、方々にふりま…
勝手に片想いして、勝手に失恋して、勝手にキレて、勝手に立ち直る。 くすぶっている中学生の時の恋は、この本を読んで完全に葬ることができそうだ。 綿矢りさ「勝手にふるえてろ」 休み時間も教室の端で机に突っ伏していたような地味キャラ女子にとって片想…
彼は、歌舞伎の女形になったらぴったりであろう色白の瓜実顔。細身の長身。 外国の少年のような洒落たファッションに身を包み、どこにでも颯爽と現れる。 甘え上手で媚び上手。でも自分の気に入らないことは一切受け入れない。 自分に酔っていてプライドが高…
昨日、夜更かしして読み切ってしまいました。 山本幸久 「笑う招き猫」 男と並んで愛誓うより、女と並んで笑い取る。 売れない女漫才コンビのお話です。映画にもなってますね。観てないですけど、確か清水富美加さんなどが出演してました。 男の友情もさるこ…
今日はまさに極寒の一日でしたね。外出禁止令を出して欲しいくらいです。 さて毎年のことですが、東京で雪が降ると大騒ぎですね。毎年のことだからこそ、なんで毎年同じことを繰り返すんだろうと不思議に思ってしまいます。なんでああいうときって、みんな帰…