斜め上からナスコ

言わなくてもいいことを言いたい

人生が楽しくなる幸せの法則

 

 

 

地元の駅まで帰ってきたが、待ち焦がれたデルタホースが終わってしまった帰ってきてしまったという現実を受け入れられず、帰宅する気にならないわたしは駅前のマックに駆け込み、カフェラテとポテトを貪りながら爆音でスピッツを聴く。食べきれなかったポテトを、カバンに潜ませてあったビニール袋に移し替えて店を出るという奇行に走る。「さわって・変わって」を聴きながら家までチャリを全力で飛ばして帰る。暗い部屋の電気を灯すと、次に耳元に流れてきたのは「ナンプラー」。沖縄を思わせるメロディに乗って一通り踊り、今やっと落ち着いてフニャフニャになったマックのポテトをつまみながら、この文を書いている。

 

 

こうも興奮が冷めやらないのは、恥ずかしながらわたくし、敬愛するハライチのお二人をこの目で、生で拝見するのは今日が初めてだったからであります。昨日の晩、明日は何を着て行こうかとワクワクしながら準備していたのでありますが、今日行く直前になって「待てよ。今日は初めて生のハライチに会うのだ。こんなカジュアルな服装で出向いていいものか」と謎の心理が働き、あんなに時間をかけて決めた衣装を総取っ替えして、完璧なフォーマルに決めて家を出たわたくしなのであります。TPOというものをわきまえねば。

 

 

下北に着くまでの電車でソワソワが止まらず、鞄からスマホを出しては、ちょっといじってまたしまうという行為をわずか15分の間に10回くらい繰り返しておりました。酷い動揺っぷりです。デルタホース初参戦ということで、観客層はどんなものなのかと気になっていたけれど、会場を見渡すと意外にも普通。男性も多いし、年齢層もそこまで若すぎず、という印象。お席は後ろの方で、今思えばよかったです・・・前だったらもう、ホンモノが眩しすぎて死んでた。

 

 

6人が登壇したときはもう、ワァーーーと声を上げそうなほどテンション上がった。暗いステージにみんなの影が入ってきて、パッと電気がついた時のアレ。あ〜〜〜 岩井さんって存在したんだ・・・っていうあの感覚。一生忘れないわ・・・。そもそもお笑いライブにすらあまり行きなれていないわたしですから、しばらくはそこにホンモノ達がいるということが嘘みたいで、映画館の画面で映像をみているような感覚にとらわれてました。いたよ、本当に。実在したわ。岩井勇気

 

OPトークにて。今回の会場はユーロスペースから北沢タウンホールに変わり、ハコがでかくなったということで、生声では音が足りないのでハンドマイクを手に入れた6人。今まではもっと狭かったんだなぁと思うと、初回から来られている方々には申し訳ない。わたしのような新参者が現れたせいで、演者と距離ができ、生声のトークが聞けなくなってしまったことでしょう。そんな中やたらと森田さんが、マイク無しで後ろまで声が届くか気にし始めました。なぜかというと今回さらばはコントをやるのでネタではマイクが使えないそう。・・・え?漫才ライブじゃないの?w っていう細かいことは置いといて。

 

マイクを離した状態で「後ろの人ちゃんと聞こえる〜?」みたいなこと叫んでいる森田さんに澤部さんが、霜降り明星粗品風に「いやそれリハでやるやつ!」(手振りもちゃんとついてますw)とツッコみ会場は大爆笑。それを見た欲張りな岩井さんが食い気味に「東京ホテイソン風にやるとね、パン!いやァ それリハでやるやつゥ〜〜(歌舞伎のアレ)」ってかぶせてきて、それでまた会場が湧く。メンバーもみんな笑ってたけど、澤部さんが一番笑ってるのがまたいいですよね〜。あのシーン大好きだった・・・。

 

さらに、満島ひかりとミニドラマで共演した岩井さんのことを、自分のことのように誇らしげに語る澤部さん。大好きかよ。同番組で宮藤官九郎高良健吾と並んで主演を務めた岩井さん。岩井勇気高良健吾クラス。岩井勇気とは高良健吾。そう、つまり今みなさんの目の前にいるのは高良健吾です。ということで、第5回デルタホースがスタート。

 

 

ハライチの漫才は、なんと1発目!テーマは、海の日。澤部さんの「こわい!」が生で聞けたのと、ボケながら笑っちゃう岩井さんを見られて大満足です。岩井さん×ケイさんのランチ話も最高だった〜。岩井さんの不器用な優しさ・・・泣いちゃう。わたしはケイさんになりたい。あとマニアックなこと挙げると、ケイさんが毎週かかさず名探偵コナンを録画して観ているという話から、コナンあるあるを言うみたいな流れで盛り上がってしまった時。司会の澤部さんが次の話題へ行こうとしているのに、岩井さんがコナンネタをやめなくて、澤部さんに「もういいよ!」ってめっちゃ叩かれてたのが個人的に大好きなシーンでした。ラジオのパターンだった(笑)

 

 

相席スタートの漫才も楽しかったです。ケイさん自分のドラマのことめっちゃディスってるやんw 今回の騒動をうまいことネタにしつつ、山添さんのこともうまく引っ掛けてきたって感じで、新ネタとは思えない仕上がりでした。「人生が楽しくなる幸せの法則」というドラマ名をめちゃくちゃ連呼し、放送してる曜日と時間まで織り込むという荒手の番宣漫才でしたけどw しかしケイさんの声を生で聞くのも初めてだったけど、良いなぁって思いました。なんかクセになるステキな声。それと山添さんですが、想像以上にオーラがなかったです(褒めてます)。冗談抜きで、本当に、想像以上に魅力がなかったです(褒め殺してます)。

 

そんな山添さんと、さらば東ロのランチ話つき。ヤバい奴2人のランチは、案の定ヤバい。「ブクロさんにとって、お笑いとは?」という山添さんからの質問に東口がなんと答えたか当てるクイズ。相方の森田さんがガチで当てに行き「手段」と答える。一方、完全に大阪を小馬鹿にしている岩井さんがド下手クソな関西弁で東口のモノマネをしながら「お笑いは、通天閣や〜」と答え、大爆笑。最高だったな〜。岩井さんの関西弁、ド下手クソなんだけど、モノマネはえらい似てるという矛盾(笑)結果的に、なんと森田さんの予想がドンピシャで、本当に答えは「手段」だったという、さらばファンなら鼻血モノのコンビプレーで拍手喝采

 

 

さらば青春の光はまさかのコントで新ネタ披露。ストーリー性あり、やるせなさあり、ブラック要素ありな、あ〜〜〜なんかさらばっぽい、っていうコントでした。森田が訳アリな喫茶店店主、東口が食リポタレントという設定で二転三転していくが、途中 東口の「レッドカーペット出ても売れるとは限らない」的な発言で一番会場が沸いたという・・・(笑)

 

 

 

いやぁ〜〜本当にあっっという間に終わってしまいました。本当に楽しかった。久しぶりに「時よ止まれ」って思ったもん。すごくよかったです。ハライチ目当てで行ったけれど、相席スタートさらば青春の光も大好きになって帰ってきました!EDで森田さんが言ってたように、今回 会場の規模が大きくなったとはいえ無事にチケット取れた我々は「サイバーエリート」ですから。チケット取れた時は奇跡すぎてもうこれが最初で最後のデルタだろうなぁって思ってそういうつもりで行ってきたけど、駄目だわ。あきらめちゃいかん。絶対もう一回行きたくなった。最高でした。推しのライブは行くもんですね!!!(当たり前)

 

 

 

 

ちなみに、今日の行きはやはりスピッツを聴いて心を整えていたわけですが。

(詳しくは前の記事を参照)

 

バッタリ街で会うわけではないものの、とにかく今日は初の生岩井勇気を拝むということで、何を聴くかはWALKMANに任せようとシャッフル再生してました。そしたら着くまでに「猫になりたい」と「正夢」がヒット!特に「正夢」は下北からホールまで歩いてる時に流れてて、テンション上がりました。とかいう中学生みたいなことして楽しんでいるナスコでした。

 

 

 

デルタホース 最高〜!

 

 

 

 

東京03は10年後のハナコ

 

 

 

今日は普通に仕事だったのですが、勤務中どうしても頭の中で、

「お肌の調子はデュオですか〜〜〜」と流れて止みませんでした。

 

同じ症状の方がいらっしゃいましたら、あなたは正月テレビの見過ぎです。なんかどこの局でもやたらと流れているこのCM。堂本兄弟が昭和の歌謡ショーみたいなスタジオで歌ってるやつなんですけど、わかる方いるかしら。結局なんのCMかよくわからないのですが、化粧水かなにかでしょうかね。

 

うるおうおうおう〜♪ってやつ。

 

 

 

さて、昨日は新年一発目の「有吉の壁」でしたね〜。これを見なくちゃあ2019年も始まらないというわけで楽しみにしておりました。地味に超豪華メンバーが集結する「有吉の壁」。さすが有吉さん。出番は圧倒的に少ないが、アルコ&ピースが有吉さんの事務所の後輩なだけあって毎回出てくれるのが嬉しい。出番は圧倒的に少ないが(大事なことだから2回言いました)あと個人的に嬉しいのは、パーパーがクビにならなったこと(笑)何回か前に「壁デビュー」して、まあ大抵 あいなぷぅが星野くんを虐げるネタなんだけど、有吉さんそれをどうやら気に入ってくれたようです。よかったよかった。

 

 

そんなレギュラー陣に加えて、毎回 旬な芸人を迎えるわけですが、今回はやっぱり霜降り明星ハナコでした。こうやって見ると昨年はKOCもM-1もなかなかの若手が優勝したんだなぁと改めて感慨深くもあり。だってその前はかまいたちとろサーモンだったんですからねぇ。場数でいったらベテランの域に達している2組でしたから。それに比べると、霜降りとハナコはフレッシュで、これからの活躍が楽しみですよね。

 

霜降りで個人的に好きだったのは、せいや武田鉄矢粗品小栗旬でした。似てるw

 

 

 

ハナコも物真似で、若い頃の村上春樹阿久悠が最高でした。ありえないくらい似てた。

 

 

 

 

ほんとここ最近グイグイきてます、ハナコちゃん。改めて経歴を調べてみたら、なんだかやたらと東京03に似てるところがあって勝手に盛り上がり、ますますハナコちゃんが好きになるナスコなのでした。両者キングオブコント優勝しています。メンバー構成もなかなかに似ています。

 

 

ハナコは、左から菊田、秋山、岡部の3人組。

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はじめは菊田と秋山の2人でウエストミンスターというコンビを組んでいたそうです。岡部は別コンビで活動していたものの解散し、のちにウエストミンスターに加わってハナコというトリオになったそうです。そして現在、ネタ作りは秋山と岡部が担当。菊田はネタが出来上がるまでは仕事がなく、おまけにコント内でも出番が少ないということで、KOC以降「ハナコに菊田は必要か議論」がアツいようです。ま、実際のところそんな菊田がコント内でキーマンだったりするんですけどね。

 

 

もう、まんま東京03ですね。

 

ご存知東京03は、左から豊本、飯塚、角田の3人組。

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はじめは豊本と飯塚の2人でアルファルファというコンビを組んでいました。角田は別のトリオで活動していたものの解散し、のちにアルファルファに加わって東京03を結成しました。そして現在、ネタ作りは飯塚と角田が担当。豊本はネタが出来上がるまでは仕事がなく、おまけにコント内でもセリフが少ないほうです。しかしセリフは少ないのに、役の重要性としては角田に劣らないのがまた豊本の不思議。まるで菊田です。いや逆か。菊田はまるで豊本です。菊田は将来、結婚を前に浮気が発覚し、証拠となったLINEのやりとりが流出するでしょう。

 

 

今はまだアラサーなハナコの3人ですが、お歳を召したら東京03みたいな、コントを愛してやまないイイ感じのおじさんたちになっていってほしいですわ。決してイケてはいないがでもカッコイイ、味のあるおじさんにね。

 

 

そういえば有吉さんが前回のオールスター後夜祭で、いつかの島田紳助東京03の事件を、ハナコ相手に丸パクリしてくれたのも嬉しかったなぁ。まじでユーモアあるわ。

 

 

 

 

今回の有吉の壁でも、アンガールズへの愛情イジりだったり、マッチョのことを「力持ち」と呼んだり、佐藤栞里ちゃんに「着物似合わないね」と言ったり、はたまたカズレーザーのデリヘル嬢のネタにキレて佐藤栞里ちゃんに気を遣ったり。もう最終的には有吉さんに惚れ直しました。毎回そうなんです。有吉の壁は有吉さんを好きになる番組です(違)番組の8割は有吉さんの笑ってる姿に癒される時間です。結局、有吉さんに持っていかれます。これぞまさに、誰も越えられない有吉という壁。

 

ごっつぁんです。

 

 

 

念願の

 

 

 

「大カンパ」って聞くと、とんでもないお祭り騒ぎみたいな響きですけど、実際には全く楽しいものではありません。と、南国の人に教えてあげたい。大寒波です。大きな寒い波と書いて大寒波。今宵、我が家の気象台が8℃を記録しました(室内) 北国の人からしたら大したことない寒さかも知れませんがここは東京です。

 

 

 

 

 

さて話は変わりますが、今朝、10時4分。わたしは自室で放心状態になっておりました。

 

今日は待ちに待ったデルタホースのチケット発売日でした。デルタホースとは、今年の初めから定期的に開催されている漫才ライブです。ハライチ、さらば青春の光相席スタートの3組が毎回新ネタを披露する人気ライブで、今回も先行チケットは2分で完売したとかなんとか。詳しくはこちらの記事が分かりやすく解説してくださっていますので貼らせていただきます。

 

 

わたしは恥ずかしながらハライチファン歴も非常に浅いですし、このデルタホース にはまだ一度も行ったことがありません。ただ、ハライチの漫才を一度でいいから生で見たい!というのがわたしの願望です。デルタホースの人気ぶりは以前から有名でして、チケットを手に入れるのは簡単ではないとの情報はSNS等で入手しておりました。前回公演は8月の終わり。忘れもしない、ハライチ岩井さんがM-1 2018欠場をサラリと発表した回ですわ。

 

 

まぁそれはさておき、その8月の公演の時に次回公演の日取りが既に発表されていました。2019年1月20日。わたしは決意しました。よし。次は絶対行こう。わたしはこの日のために半年間を必死に生きてまいりました。そして運命のチケット発売日。販売開始時間は午前10時。先行販売で逃した人のつぶやきをツイッターで散々見たので、まぁ無理だろうからあまり期待しないようにしようと、半分くらいは諦めモードでした。ところがついに時計が10時をまわり、いざ販売が始まると、いつもはナマケモノ並みに省エネモードで稼働しているナスコが、近年稀に見る素早い手つきで入力を終え、Enter!なんと!!無事に!!!

 

第5回デルタホースのチケットが手に入りました!!パチパチー

 

 

そしてしばらく放心状態。あー。行ける。あと1ヶ月がんばろ。生きよう。体調管理もしっかりしよう。インフルエンザだけにはならんように。いやもはやインフルエンザになったとしても行こ。そして思いっきり笑って、客席からウイルス飛ばして舞台の上の岩井さんにうつったらいいな。とか思っちゃうレベルに好きです。(キモい)

 

 

いち早くチケットを手に入れようとローソンに走り、Loppiに情報を打ち込むと、なんとエラー。「お前さん、ちと気が早いねん。受け取りは明日からやで」と冷たくあしらわれました。Loppiさんちょっとイライラしてたみたい。それにしてもちょっと興奮しすぎたわ・・・。てことで明日こそちゃんと紙のチケット受け取ってきます!!

 

 

とりあえず、これで安心して新しい年を迎えられそうです。

 

 

 

 

コンビといったら

 

 

 

コンビ。

 

わたしの口からその言葉が出る時は、いつだってお笑いの話をしている時です。

 

 

中学生の頃のわたしがなぜお笑いを好きになったかというと、たぶんその理由の大部分を占めるのが、憧れです。友達とバカをやる。みんなに笑われる。クラスの人気者。わたしが学生時代 欲しかったけれど手に入らなかったものが、お笑いの中にはみんなあるのです。いい歳をした大人が、バカなことをやって、ボケてツッコんで、笑いをとってご飯を食べている。学生時代のわたしにとって、そんな世界が夢のようだったのです。

 

中でも特に憧れだったのが「お笑いコンビ」という関係性でした。人を笑わせるためにタッグを組んだ2人。いい大人の男が2人で、時にぶつかったり、歩み寄ったりしながら、真剣にふざているって・・・

 

 

最高かよ!!!

 

 

って思って、現在に至ります。

 

 

 

お笑いコンビとは、3種類に分けられると思っています。

一つは兄弟コンビ。代表的なのは千原兄弟中川家、ミキなど。双子コンビも多いですね。

 

もう二つ目は、幼馴染コンビ。チュートリアルなどが有名です。ロバートの秋山と馬場ちゃん、ハライチの2人などは幼稚園からの仲。オードリーや三四郎は中学生からの友達。

 

幼馴染コンビには、安心感があります。一緒にいる時間が長いぶんお互いがどんな人間かをよく知っているから。まさに阿吽の呼吸ですよね。だから安定感があって、見ているこっちも安心していられます。幼馴染コンビがラジオとかやると、すごく心地いいですね。芸人さんのラジオって、ネタやバラエティ番組では見えないパーソナルな部分が見えるツールだと思ってるんですけど、幼馴染コンビがラジオで話していると、ネタを見ているよりもずっと2人の関係性がダイレクトに見えてくるんですよね。だから面白いです。いい意味でまったく緊張感がなく、学生時代の放課後の会話を聞いているようなユルさが堪らないのです。

 

 

 

そして三つ目は養成所など、大人になってから知り合って組んだコンビです。ほとんどのお笑いコンビがこのタイプかと思います。学生時代の延長線ではなくて、大人になってから改めてビジネスパートナーを決めるって、素敵ですよね(贔屓)誰かに組まされたわけじゃなくて、自分たちで決めるんですよ。ちょっと他にはない感覚ですよね。

 

芸人さんたち本人がよく言いますけど、要は仕事上の結婚なんですよね。コンビ組むって。相手とのコンビネーションがその後の仕事人生を左右するすごい重要な決定なんですよ。まさに運命ともいうべき相手に巡り会えた時、天才コンビが誕生するのです!

 

 

どのタイプのコンビも良すぎて、具体例あげたいとこですけど、語り出したら終わらなくなりそうなので。またぼちぼち。

 

ついでに、最近わたしが大きく縦に首を振った お笑いコンビ論をここに貼っておきます。

 

 

 

いつもの記事は思いついたことテキトーに書いてるので、お題に沿って真面目に書くことができません。無能すぎる。せっかく大好きなお笑いの話なのになんか思うようにうまく伝えられなかった・・・(笑)

 

 

お笑いは一人で見たい:M-1グランプリ2018の話

 

 

今年もM-1が終わってしまいました。

 

結果には、個人的に大納得。これだけお笑い好きと言っておいてまじで恥ずかしい話ですが、霜降り明星の漫才見るのはこれが人生で2回目くらいでした(笑) しかしおもしろい。しかも若くて勢いがある、ということで、チャンピオンにピッタリと文句なしにハマったという感じでした。あの勢いで来られたら、一票入れないわけにはいかないです。オール巨人さんもおっしゃっていたように、粗品さんのツッコミのボキャブラリーがあの歳にしては凄い。嬉しい結果でした!

 

 

さて、触れるべきか触れないべきか、いや触れます。和牛の三大会連続準優勝については、もはや「ありがとう」です。期待に応えてくれてありがとう。和牛はもうずっと準優勝でいいです。もはや。そしたら毎年決勝で和牛が見られるんでしょ?毎年の年末恒例行事になるんでしょ、M-1決勝の和牛の漫才が。はっきり言ってもうここからの優勝は無理ですよね彼ら。たぶん。でも三大会連続で最終決戦に出ている時点で実力があることは一目瞭然だし、なんといっても貫禄というか安定感というかそういうのがスゴイ。しかも、ファーストラウンドの出番がラストというこの運の良さもまた和牛らしさ。ラストに和牛という、このお祭り感がたまらない。視聴者も、はいはい待ってましたよ和牛さんですねっていう、良い意味で慣れた 安心した気持ちの中で見れますからね。和牛が残ってる時点で、あ、かまいたちは最終決戦はいけませんね、とか。とにかく和牛はこれからラストイヤーまでずっと準優勝してほしいです。決勝レギュラーになってほしいです。そういう意味でM-1の主みたいになってほしいです。もはや。それがわたしの希望です。

 

 

ジャルジャルですけど、ノーコメントです。お笑いも好き好きですよね。この件に関しては、わたしは上沼さんに一票。ジャルジャルはレッドシアターの時から好きだし、おもしろいけれど、個人的にああいうネタは好きではない。しかしこの手のネタで決勝に来ることができるのはジャルジャルくらいだと思うし、しかもいつもこのスタイルで来るその頑固さは称賛に値する。もう名人芸の域に達してると思う。M-1っていうかなんかもっと違う大会に出れそうな気がする。とにかくわたしはこういうのを漫才と呼ぶのだろうかと思ってしまうんだけど、審査員の評価を聞いていると、これもM-1にふさわしいお笑いなのだなと学ばされます。しかしまぁラストイヤーまで大学生のノリだったなーって思った(笑) あ。ノーコメントって言ったのに、バリバリコメントしてしまいました・・・

 

 

さて、今回初の審査員の志らくさんにはいろいろ物申したい方々おられるのではないですか??わたしが一つだけ言いたいのは、「ここは審査の場なので、これからの売れ方とかそういうコメントはいらないのですよ???」っていうこと。ゆにばーすへのコメントが一番びっくりした。「はらちゃん"は"、売れると思います」というあの余計な一言は なんなの?志らくよ、爪痕残そうと必死なのか??その言葉を受けた時の川瀬名人の死んだ目をわたしは忘れない。川瀬よ、よくぞ堪えた!!よくぞキレずに、と思ったらその直後キレてたけど(笑) あ、キレたって思いました。志らくさんにキレたのではなくて結果にだけどね。別に川瀬の肩を持つわけじゃないんだけどさ、あの言い方はないよ。つーか知らないかもしれないけど、はらちゃんはもう十分売れてるしね!!!なんか全体的に、それ今言うことじゃないよなっていう発言が多かったかなと思います。

 

 

 

まぁそんな感じの決勝戦でしたね。スーマラはこれでラストイヤー終わっちゃったけれど、最後までブレなかった田中さん、田中さんをブレさせなかった武智さん、かっこよかったよ・・・塙さんが「これから一生、漫才をやっていく仲間だと思っている」みたいなこと言ったときはジーンときましたわ。

 

 

いろんな評価があるけれど、やっぱりお笑いっていいですよねぇ。M-1のあと、COWCOWのよしさんが「お笑いは競技でも賭け事でもない、点数にはできない」というようなことをつぶやいていましたけど、その通りだと思います。ただ一つ言いたいのはM-1はレースであり競技としてやってる大会なので、競うべきだと思います。だけど結局、なにがおもしろいか、つまらないかは人それぞれの感じ方によって決まるので、確かによしさんの言う通り、数字にはできないんですよね。まぁ言ってしまえば一番多くの人にウケたコンビが勝ちで、それが一番おもしろいとされる。つまり民主主義の大会なんですね。

 

 

だからわたしはいつもM-1を一人で観ます。寂しいとか言わないでください。友達がいないわけではないのです。でも、家族や友達とお笑いを見るのはなんか違う。だって、おもしろいポイントって人それぞれだから、一人で見るのが一番楽しいんです。ポイントを共有する必要などないのです。自分がおもしろければそれでよし。人がどこで笑うかとか、気にせずに一人で笑いたいじゃないですか?

 

それに、一緒に観ていると「なにこれ、つまらない」とすぐ口に出す人がいます。わたしはどうもそれが嫌なんです。たとえ自分にとっておもしろくなくても、その芸人さんはこれがおもしろいと思ってやっているわけです。そしてそれをおもしろいと思う人もいるわけです。お笑いをみるなら、そういう思いやりを持って見てほしい。自分にとっておもしろいものだけを見たいなら、好きな芸人さんの単独ライブにでも行ったらいいのでは?

 

 

 

映画は一人で観たいという人はいませんか?わたしはまさにそれです。友達と映画を観ていると、今のシーンでどう思ったかなとか、おもしろいかなとか気にしてしまってどうも気が散ります。100%映画を楽しめません。(馬鹿らしいと思われるかなぁと思っていたんですけど、この間アメトーク劇団ひとりさんが全く同じことを言っていたので心底安心しました。)

 

それと同じで、お笑いも知人と見ているとどうも反応が気になってしまう。それより自分がおもしろいところで笑って、100%楽しみたい。だからわたしは、お笑いは一人で見るものだと思います。お笑いライブも一人で行きます。

 

 

これから年末、お笑い番組も充実してくるので楽しみです。一人でポテチでも食べながらケラケラ笑って楽しむつもりです!