斜め上からナスコ

言わなくてもいいことを言いたい

学力と生活力:結婚相手の話

 

 

雪がしぶといですね〜 朝9時には やむとかいってたのに、昼過ぎても全然降ってましたね。

 

雪とか雨って、しのげる時は何とも思わないのに、外回りの時に降ってるとキレたくなりますね。午前中、雪降ってるのになぜか太陽が出てきて、お天気雪みたいになったときはいよいよキレましたね。晴れんなら雪やめよ!どっちかにしろよ!って。人間って本当、自分勝手な生き物です。

 

職場に新しい人が入ってきたんですけど、その人がむちゃくちゃ木村文乃に似ててテンション上がってます。歳上の人なんですけどすごい可愛くて、コミュ障のわたしが思わず「どちらからですか?」って質問してしまいました。って言ってもわたしは「どちらから異動してきたんですか?」って意味だったんですけど、聞き方が完全に悪いですね。自宅の最寄駅を教えてくれました。いきなり家聞く人って いくら同性でもなんだかなぁ(しかもコミュ障が美女に。)ちょっと気持ち悪いなぁと思いつつ、まぁ可愛いからいっか、と意味不明な自己完結してます。

 

可愛い人や美人を見ると、結局 人は見た目だよねって思っちゃいますけど、かといって「いや人は中身が一番大事だよ!だから大丈夫!」と言われても、見た目どころか中身のない人間(わたし)にとってはその言葉すらどう受け止めていいかわかんないんですよね。いや大丈夫ではねーよって感じです。

 

 

ちょっと話は変わりますけど、仕事で会うお客さんに80代のおばあちゃんがいて、おばあちゃんといってもすごいしっかりしてる素敵な老婦人なんですけど、会うたびに「あなた、いい人いないの?!」っていつも聞かれます。その世代の方からしたら、わたしくらいの年齢の女子はもう結婚を真剣に考えなきゃいけない年頃なんですよね。昔だったらもう子供がいてもおかしくない歳かもしれません。

 

そのおばあちゃん「自分は馬鹿だけど、頭の良い人と結婚できたから良かった」って言うんです。そのおかげで息子達も良い大学行けて良い仕事に就けて。ただ一つの難点は(どこまでが本当かはわからないけど)旦那さんは稼ぎが抜群に良かったわけではなく、増して息子達を良い大学に行かせたもんだから、結局 経済的には良い思いはできなかったそうなんです。今は亡き旦那さんの文句を散々たれてます(笑)まぁ愛のある文句ですけどね。

 

 そして彼女曰く、

 

「だからあなたは、頭良いだけじゃなくてお金がある人と結婚した方がいいわよ、あなたくらいだったら弁護士がいいんじゃない

 

さぁ、その根拠はどこに。(笑)

 

実際、この人のお孫さんは医者の家に嫁に行ったらしくて、わたしも「医者か弁護士」をゴリ押しされます。そして、どちらかというと弁護士がいいそうです。とんでもなくインチキな占い師みたいなこと言う面白い方です。

 

おそらく女子だったら誰もが「そんな人 簡単に見つかったら人生苦労しないわ!」って全力ツッコミ入れますけどね。

 

結婚相手を選ぶのに、学歴や資産をどれほど気にするか?という論題の答えは時代によって傾向が変わるものの、いつの時代も常に存在する結婚観のテーマだと思います。

 

自慢ではないんですけど、うちは父がそれこそ「良い大学」を出た人です。一人っ子のお坊っちゃんで、大切にお金をかけて育てられてきたそうです。「良い仕事」に就いたかと言うとどうかわかりませんけど、結果的には良い仕事をしてると言うか、好きな仕事を満足にできているんだと思います。そしてもちろん、家族も十分養ってくれました。

 

それはさておき「良い大学」を出た人、つまり学歴のある、知識をたくさん持った人を割と間近で見てきたわけですが、学力が優秀なことと、生活の知恵があることとは、全く違うということがよく分かります。うちの父は生活力が全然ないです。もし家族がいなかったら、「仕事はできてもプライベートは どうしようもないオヤジ」になっていただけです。

 

本当に小さな例を挙げるとすれば、未開封の瓶の蓋が開かない時、開けるための知恵を持ってないんです。絞らないんです。知恵を。スプーンのおしりでグイってやるとか、輪ゴムを巻いてみるとか、そういう発想が全くなくて、「はいこれ開けて」って娘に渡すのです。結局 開けるのは言わずもがな怪力母ですが。もしかしたら理系の秀才だったら思いつくのかもしれないですけどね。うちの父が完全なる文系なので・・・。

 

「いくら頭が良くても、生きる知恵がなきゃ意味ないんだよ!」

 

とわたしが言うと、

 

「どっちもない人には言われたくない」

 

というなんとも むごい答えが返ってくるだけです。

うん。何も言い返せないナスコです。

 

 

「良い大学」を出た人がみんな生活力を持ってないという訳ではないです。生活力は身につけようと思えば誰でも身につけられるわけですから。だけど、学力と生活力は全く別なことは確かなのです。学歴とお金があっても、生活力が皆無だったら魅力を感じないなぁと思いますね。

 

なんていうのも結局はただの美談に過ぎないんでしょうけどね・・・

そもそもそういう自分の生活力をまず疑えって話ですしね・・・

 

でも敢えて結論づけるとすれば、結婚相手を選ぶ時は、その人の持ってる物や肩書きや頭の良さではなくて、その人自身の中身、生き様、人間性を大切にしたいということです。

 

悲しいかな、外見をいくら取り繕っても結局 大事なのは中身ということなんですかね。厳しい現実を突きつけられ、また一歩追い込まれるナスコでした。正直、結婚なんてまだ全く考えられないですけどね。自分のことで精一杯です。

 

 

それでは、良い週末を。